自分たちが思っている以上に、会社には価値がある
産業用送風機の設計・製作を手がける足立機工様は、長年培ってきた高い技術力を持ち、大手企業との豊富な取引実績を誇る企業です。
しかし、従来のWebサイトでは、その技術力や企業としての魅力が十分に伝えられていませんでした。
これは、多くの中小製造業にも共通する課題です。日々の業務で当たり前に行っていることが、実は他社にはない強みであっても、自分たちではその価値に気づきにくいものです。
今回のプロジェクトでは、足立機工様が積み重ねてきた技術や実績を改めて見つめ直し、企業の実力にふさわしいブランドイメージを構築することを目指しました。
古いロゴが、新しいブランドの象徴に
制作過程で印象的だったのが、以前からパンフレットなどに使用されていたロゴデザインの存在です。
時代に合わなくなったという理由で、使用をやめることも検討されていたロゴでしたが、改めて見直してみると、どこか新鮮で、現在のデザインにも通じる独特の魅力がありました。
そこで、そのロゴをWebサイトのデザインに大胆に取り入れることを提案。これまで古いと思われていたデザインが、企業の歴史や個性を感じさせる印象的なビジュアルへと生まれ変わりました。
さらに、このデザインを展示会の装飾やノベルティなどにも展開する構想へと発展。Webサイトのリニューアルをきっかけに、企業の魅力をさまざまな場面で発信する可能性が広がっています。
新しいものをつくるだけが、ブランディングではありません。
これまで積み重ねてきた歴史や資産を見直し、そこに新たな価値を見いだすことも、ブランドづくりの大切な要素です。
社員全員が参加するブランディングへ
今回のプロジェクトでは、社員の皆様との関わり方にも変化がありました。
当初は、Webサイトを大きく変えることに対して、社内でもさまざまな意見がありました。しかし、制作が進み、自社の技術や魅力が新しいデザインとして形になっていくにつれて、社員の皆様も積極的にプロジェクトへ参加するようになりました。
最終的には、社員の皆様の協力を得ながら、企業の強みや個性を反映したWebサイトを完成させることができました。
今回の取り組みは、単なるWebサイトのリニューアルではありません。
自社の価値を改めて見つめ直し、社員自身がその魅力を再認識する機会にもなりました。


